輸入に関するエトセトラ



昔から、一つのプロジェクトに取り掛かる時には、目的達成までの全体のフローをざっと書き出し、一つ一つ細かく潰していくという手法をとることにしている。


今回の食材輸入販売の場合、最終的に顧客に販売して収益を得る、というところがひとまずの着地点なので、下記のフローをこなしていかねばならない。(運用については、今は考えない)

輸入商材仮決定→輸入方法等確認→輸入交渉→販売方法決定→P/Lシミュレーション
→販売ソリューション構築→輸入商材確定→輸入→販売

まずは、P/Lシミュレーションまでのところを並行してざっと調査する必要がある。


商材仮決定は、

  • 当該商品の輸入可否
  • 関税率・検疫等の調査

のために、まず決めなければならない。


これは、とりあえずサラミ・瓶詰め・缶詰などの食材・加工食品ということにしよう。


次に、当該商品の輸入方法等確認。
ぼくは個人輸入も未経験な超輸入ビギナーなので、基本的なところから洗ってみる。
まず、個人輸入と商用輸入の違い。(疑問が稚拙すぎて、ブログに書けば書くほど自分の恥部を晒しているようで、実にお恥ずかしい・・・)


これは簡単。

  • 個人輸入:あくまで輸入者自身が使用する目的で行われる輸入。
    • 自己責任を前提として手続き・規制などが簡素化されているが、販売目的では使用できず、輸入できる品目も限られる。
  • 商用輸入:ビジネス目的で行われる輸入。
    • 規制は免除されず、日本で販売するための様々な届出・義務が存在する。


さあ、どんどんいきましょう。
とりあえず、調べたことを手当たり次第メモっておく。

【輸入方法】

  • 少量の場合
  • 大量の場合
    • 貨物輸送(航空便:高価/迅速・船便:安価/時間がかかる)

※食品の場合、クール便が必要か?

【取引条件】

  • Ex Works/Ex Warehouse:倉庫渡し
  • FAS(Free Alongside Ship):船に積む前に引渡し
  • FOB(Free On Board):船に積み込んで引渡し
  • C&F(FOB +Freight)(運賃込)
  • CIF(C&F +Insuarance)(運賃・保険料込)

FOB・C&F・CIFが90%を占める。
※これらは、Incoterms(インコタームズ)2000=International Commercial Termsという国際商業(貿易)取引条件(標準的な取引条件)に準拠したルール。(→参考リンク

【支払い方法】

  • 前払いもしくは後払い(交渉による)
    • クレジットカード
    • T/T(電信送金)
    • L/C(信用状)
    • D/D(送金小切手)
    • 郵便為替

【輸入コスト】

  • 販売価格=仕入原価+諸掛(輸送費、保険料、通関料、関税等)+経費(通信費、営業費等)+利益

※特に関税率が高いのは、革製品(40%以上)、乳製品(25%以上)など・・・

【検疫】

【販売方法】

  • Web
    • 楽天等のモール
    • 自作Webサイト
    • その他ASPサービス
  • リアル
    • 売店への卸
    • 飲食店への卸


ハアハア、ぐったり・・・
今日はここまで。

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