レーシック・レポ3
さて。
いよいよ手術当日のレポ。
経験者にとっては「あー、そうそう」ってなもんだけど、そうじゃない人にはちょいと「痛い」表現が幾つかあるので、心して読むように。特に先端恐怖症の人とかには地獄かもしれない。
でも、リアルな体験談を書いたつもりです。
では、いきます。
当日の所要時間は検査→手術合わせて1.5時間くらい。
相変わらずクリニックの受付は、座るところもないくらいの大盛況。
パッと見で70人程度いたかも。
受付を済ました後、まず、適正検査のおさらいみたいな簡単な検査。
その後、術後にさす目薬なんかの説明を前もって受ける。
都度都度待合室に帰されるので、何度か診察室と待合室を行ったり来たりした後、いよいよ施術のお呼び出しが。
どきどき。
まず第一レーザー室で角膜表面にフラップを作成。
ベッドに横になった後、顔の前にバカでかいレーザー照射器が。威圧感タップリ。
心境は、緊張はないけど、やっぱチョットだけ怖い。
開眼器で瞼をぐいっと押し広げられて、眼球むき出し状態に。
事前に点眼麻酔されているので、痛みはゼロ。
「はい、じゃあ、機械の赤い点をぼんやり見てて下さいねー。目は逸らしちゃダメですよ」
いよいよ始まった。
言われた通りに眼前のバカでか機械が発する赤い点を凝視。
ひたすら凝視・・・してるウチに、レーザー照射が始まったらしく、眼球にパチッ・パチッと軽い衝撃。例えるなら、静電気が走るような衝撃。
うおー、切ってるーって感じが伝わってきて、薄ら寒い。
ほんのちょっとだけ痛みはあるが、全然我慢できる範囲。
そのうちに、ぼうっと見ていた赤い光が消えていき、何故か視界が完全に真っ暗に。眼を開けてるはずなのに真っ暗。なかなか怖い。
「はい、左目終わりましたー」
開眼器を外して手早く目薬を差し、右目も同様に切開。
またもや途中で視界が無くなる。これ、独特な感覚です。
所要時間は、片目あたり数十秒くらいか。
終わるとすぐに「じゃあ、次にエキシマレーザー室に移動しますので、ベッドから降りて下さいー」
え?すぐ動くの??
おそるおそる「眼は開けてもいいですか?」と聞く。
「はいもちろん。ちょっとボヤけますけど、気にしないで下さいねー」
眼を開けると、まるで湯煙の中にいるようなボヤけた視界。
部屋を移動し、同じようにデカい機械の下に横たわる。
「はい、じゃあ、施術始めますねー」
またもや開眼器で眼をグリっと開けた後、すばやく目薬を点眼。
その後、ドクターがヘラみたいなので切開したフラップをペロリとめくる。めくる様子が良く見えて、これも不思議な感覚。
フラップをめくられると、視界はまた靄の中。
「はい、じゃあレーザー当てていきますねー。グリーンの光をぼんやり見て、眼を逸らさないで下さいー」
言われた通りにすると、緑の点が急に真っ赤な点に変化。
直後から、髪の毛が焼けた時のような匂いが鼻をつく。
うおー、俺の眼球が焼かれてるぜー、って感じ。
隣でヤケに冷静な声で、ナースが進行状況をカウント。
「10%・・・50%・・・80%・・・100%、完了しました」
ここからが手早い。
眼前の機械がどけられ、またヘラのようなものでフラップが戻され、フラップのふちをぎゅっっぎゅっとヘラで押し込む。意識ははっきりしているので、何やってるか全部見えます。
すぐさまナースが目薬を3種類くらい続けざまに点眼し、眼を閉じて終了。
これは片目辺り1分程度かな?
終わったら、すぐに部屋から出される。
眼を開けると白い靄の中でも、すでにしっかりと視力が出ているのが分かる。
回復室という名の薄暗い部屋に移動し、椅子に座って20分眼を休めた後、診察室でさっと眼の状態を見て、「はい、まったく問題ありませんね。では、お帰り下さいー」
で、終了。
手術自体はあれよあれよと言う間に進んでしまうので、正直ビクついてるヒマはない。
痛みもほぼないに等しく、ちょっぴり拍子抜け。
ただ。
帰りの電車に乗るあたりで麻酔が切れるのだが、この後家に着くまでが地獄。
痛くて痛くてどうしようもない。
眼をつむったままつり革につかまり、低く「うぅ・・・あぁ・・・」とうなっているぼくの姿は、どう見ても変質者でした。
ただ、この痛みも処方された麻酔を点眼すれば一瞬で消えるし、術後1-2時間のピーク時を過ぎればほとんど消えます。
家に着いた頃から、完全に1.5程度の視力は出ている模様。
感動。
これで、眼鏡ともコンタクトレンズとも、永久に(多分)お別れです。
ばんざーい。
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++ from a.s
++ get slow life,
++ and smile.
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