miproのセミナー
今年の夏から、miproのセミナーに出ている。
「小口輸入セミナー」と冠されたシリーズ開催で、小口輸入の基礎知識からhow toまで、極めて表面的ではあるが丁寧に押さえてくれるので、ぼくのようなド素人にとっては、ありがたい。
これまでに、
- 7月:小口輸入と起業の基礎知識
- 8月:海外見本市・展示会での買い付け入門講座
ときて、
次は10月頭に「小口輸入のためのイングリッシュ・コミュニケーション」がある。
どの講義も、内容はそんなに厚いものではない。
わずか2時間程度の間に、かなり広いメッセージを網羅するのだから、これは仕方ない。
miproのセミナーの良いところは、みっちりと細かくやることを初めから放棄して、代わりに経験者を壇上に上げて比較的自由に喋らせているところだ。
- 元某大手食品会社のバイヤー
- miproの輸入アドバイザー
- 個人から小口輸入を始め、それなりの収益を上げているネットショップオーナー
など、実体験に基づいた話は、中途半端なハウツー本一冊分以上の価値がある。
これまでセミナーを受けて強く感銘を受けたことは、
- 貿易に関する最低限のルール・専門用語は覚えましょう
- 貿易業務は所詮人対人、一所懸命に自分の思いを訴えることが交渉のポイント
- ルール通り取引が行われる日本は、むしろ奇妙な国。海外には海外の常識やニュアンスがあり、それらは教科書で覚えることではない。まず「やってみる」こと。
辺りだろうか。
miproのような公的機関は、どんどんこういった試みを行っていってほしいと思う。
※写真は、日曜日に行った自由が丘「七葉」の抹茶クリームあんみつ。美味。