ナポレターノ上陸!
はるか遠くナポリの街から、今年晴れて兄弟となった義弟がやってきた。
(経緯など、詳細説明エントリーはこちら)
彼らは前日から飛行機に乗り、イギリスを経由して朝に到着するとのこと。
ぼくと嫁さんは6時前に起床し、眠い目を擦りながら車を飛ばしてお迎えに。
成田の北ウイングで出迎えたPePeは、2日間剃っていないだけなのに、すでにヒゲ面。さすがラテン系。胸毛もあるし。
ひとしきり再開を喜んだ後、大量の荷物を車に詰め込み、これからしばらく暮らすことになる我が家に向かった。
このナポリ人、車の中から超テンション↑↑↑。
140kmくらい出して飛ばしてるにも関わらず、「何でそんなに遅いんだよ、ナポリじゃみんなF1レース並に飛ばしたり抜き合ったりするぞ!」とか、「ナポリ人はみんな家族みたいなもんさ。ジローラモもナポリ人だから家族だよ!」とか、ひたすらマシンガントークで、反応するのも一苦労。
しかも高速のイタリア語(ナポリ訛)だけに、話している内容がすぐに理解できる筈もなく。嫁さんの妹(Aちゃん)の大幅に文脈を端折った同時通訳があってもコミュニケーション大崩壊。
普通お互い言葉も分からず、面識も十分にない状況なら、まずは短いセンテンスの交換でお互いの情報をやり取りするのが、日本人の考えるコミュニケーションの形ではないだろうか。
ところがこのナポリ人、家に着いてからも、ぼくの傍で、
「ナポリってのはこういう街でほにゃららら・・・」
「気を遣わず、注意すべきことはなんでも言ってくれ。ちゃんとルールは守るから」
「俺のおじさんはこんな人でうんたらかんたら・・・」
「このDVD持ってきたんだ。イタリア語だから、俺楽しい。(ぼくは?)」
「俺は料理が上手いからシェフの仕事とかないかなあ?」
「このCDかけてくれよ。俺の友達の歌手が歌ってるんだ。上手いよー」
「お金はちゃんと払うから、気を遣っておごったりしなくていいからね」
「俺は今度ボクシングジムに通おうと思うんだけどあーだこーだ」
とひたすら喋りまくり。
30分も経たないうちにグロッキー状態になるぼく。
しかも、たまーにマジメな話が間に挟まるので、すべて聞き流すわけにもいかず。
早起きして、長距離運転して、会話でグッタリ疲れたところに、「じゃあ、昼御飯食べに行こう!」と誰かが提案。更に誰かが「横浜中華街行こう!」とかぶせる。
で、中華街まで楽しいドライブ(泣)。
いや、楽しかったんだけどね。
イタリア人は基本的にハッピーな人種なのに加えて、PePeもとても「いいヤツ」なので、ネガティブなしんどさは皆無だし。でも、体がね、ちょっとね、おじさん最近体力ないからね・・・
夜になるとぼくもちょっと元気を取り戻し、さらにPePeのトークをサラリとかわす方法も身に付け始めて、室内はまったり和やかなムード。
中華街でたらふく食べたぼく達は、夜はおみやげのイタリア食材を、つまみ程度に食べながらワインを飲むことに。やはり、美味。
お酒が入ると忘れていた疲労が一気にのしかかってきて、誰よりも早く就寝。
そんな32歳、勤労感謝の日。
[イタリア語備忘録] その1
ぼくはまったくイタリア語が分からない。
PePeが来る前に勉強しとこうとは思ったのだが、どうしてもその独特な構造がすんなり頭に入ってこず、日々の忙しさにかまけておざなりにしてしまっていた。
今回実際にPePeがウチに来て、改めて不勉強の愚かさを実感。
PePeもイタリア語以外ほとんど話せないので、そのままだと正確なコミュニケーションがまったく取れないと言っても良く、このまま過ごすと互いに多大なるストレスを抱えてしまいそうな予感が、今からしている。
PePeもしばらく日本語学校に通うことを考えているとのこと、ここはぼくも頑張って勉強しなければならない。
とは言え今から学校に行ったり、参考書首っ引きで例文を解いたりするのもちょっと厳しいので、日々暮らしを共にする中から単語ベースの日常会話を覚えていこうと思う。手抜きって言うな。
著しい脳の衰えをフォローアップするために、備忘録としてこのカテゴリを作ってみた。
【11/23(木)の備忘録】
- Basta(バスタ):もう十分
- faccio(ファッチョ):(私は)する
- facciamo(ファッチャーモ):(私達は)する
- bene(ベーネ):良い、OK
- buono(ヴォーノ):良い、美味しい
- ho fame(オ ファーメ):(私は)お腹が空いた
- ordinare(オルディナーレ)片付ける
- caffè(カッフェ):コーヒー
- bar(バール):バー、喫茶店
- per favore(ペルファヴォーレ):お願いします、please
- allora(アローラ):ねえ、えっと、おい
- domani(ドマーニ):明日
- grazie(グラーツィエ):ありがとう
- sale(サーレ):塩
- vino(ヴィーノ):ワイン
- birra(ビッラ):ビール
- cene(チェーネ):夕食
- piccolo(ピッコロ):小さい
- tutto(トゥット):全部
- buon giorno(ヴォンジョルノ):おはよう、こんにちは
- buona sera(ブオナセーラ):こんばんは
- ciao(チャオ):じゃーね。
- arrivederci(アリヴェデルチ):さようなら
- buona notte(ヴォナ ノッテ) :おやすみなさい
- buon apetito(ヴォナ ペティート):召しあがれ
- adesso(アデッソ):今
- mamma mia(マンマミーア):なんてこった!
- Attenzione(アッテンツィオーネ):注意する
特に「bene」と「Basta」は便利。
マシンガントークの最中でも「bene,bene」言っとけば相槌になるし、話を切りたくなったら「Basta」と言えばそれでお終い。うん、便利。
まあ、こんなの書いてもどうせすぐ忘れるのだろうが、しっかり書いておかないと忘れた時に思い出せないからね。
あと、Webから拾ってきた便利そうな言葉。
- Come si dice di Italiano?(コーメ シ ディーチェ ディ イタリアーノ?):イタリア語でなんていうの?
- Va bene(ヴァ ベーネ):beneと同じような意味
- Posso?(ポッソ?):いいですか?(許可を求める)
- Mi piace(ミ ピアーチェ):私は〜がスキです
- Capisci?(カピーシ?):分かる?
- I understand = Cpisco (カピスコ)
- You understand = Capisci (カピーシ)
- She/He understands,
- You(敬語)understand = Capisce (カピーシェ)
- We understand = Capiamo (カピァーモ)
- You(複数/敬語)understand= Capite (カピーテ)
- They understand = Capiscono(カピスコノ)
今度使おう。
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++ from a.s
++ get slow life,
++ and smile.
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