2007.3/後半 5本

最近、一回に借りるDVDの量が徐々に増えてるような気がする。
調子に乗ってあれもこれもと借りたはいいが、実際はなかなか時間が作れず、返却日を目前にして、積み上がった未視聴DVDの山にゲンナリ、なんてことが良くある。

今回も、8本借りちゃいました。
一週間って、何日だっけ・・・？
とりあえず、頑張って5本消化。

今回はどれも「アタリ」だったかも。

• ワールド・トレード・センター
• モンスター
• プロデューサーズ
• 28日後・・・
• 死ぬまでにしたい10のこと

ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

★★★★☆→→映画としてはすごく良く出来てます
いわゆる「9.11」を描いた臨場感溢れる名作。無残に崩れた瓦礫の中に閉じ込められた二人の警官と、生還を待ちわびる家族との対比を中心に進むストーリーは、非常にスピーディかつスリリング。一つのサスペンス・ドラマとしてはとっても良く出来てる。ただ、本作は世界貿易センタービルを警備したためにビルの崩壊に巻き込まれた二人の警官にフォーカスしたものなので、この映画から9.11の全体像を掴むことは難しい。と言うか、別に題材が9.11じゃなくても良かったのでは・・・
しかし、出演時間の8割が暗闇内のため、主人公にも関わらず、ニコラス・ケイジの顔がほとんど見えなかった・・・

モンスター [DVD]

★★★★☆→→限りなく5に近い4点！心に痛い物語です
一人の不運な娼婦が、愛した少女のために殺人を繰り返していく悲劇的なノン・フィクション。見ていて、とっても苦しくなる作品だった。夢見るだけではどうにもならない現実と、しかし選択肢のない無力さ、袋小路に追い込まれていくようなストーリーの結果辿りつく哀しみ。唯一信じていた愛さえも、最後は煙のように消えてしまう、と。んー、精神的にキツい時期には決して見てはいけない映画だね、これ。
作品の出来としては、鮮烈で骨太な構成と、シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチの名演が光るかなりの秀作だと思う。オススメはできるけど、ある程度の精神的ショックを覚悟しましょう。
ちなみにシャーリーズ・セロンは、この映画のために眉毛を全部抜き、13kg増量してだらしないスタイルを作ったそう。ロバート・デ・ニーロか！と突っ込みたくなったのはぼくだけではないはず。

プロデューサーズ コレクターズ・エディション [DVD]

★★★★☆→→とても面白いコメディ。ミュージカルの醍醐味がここにあります
ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルの映画化作品。ヤバい、これは面白い。笑える。良くできた映画だなあ、というのが正直な感想。「笑い」もシュールなものではなく、本当にシンプルな「楽しい笑い」。やっぱ映画ってこういうものだよなあ、と思わせてくれる。まさにキング・オブ・エンターテイメント。変に深い意味を含ませることなく、単純に楽しく笑えるエンターテイメント作品を探している人に超オススメしたい。あとユマ・サーマンがやけに色っぽかった。

28日後...特別編 [DVD]

★★★★☆→→極上のB級映画！
見始めてすぐに「やけにインディーズっぽい作りだなあ」と思ったのだが、それもそのはず、「トレインスポッティング 特別編 [DVD]」のダニー・ボイル監督作品。哺乳類を凶暴化させる恐怖のウイルスにより、28日後には人気もなく死に絶えたイギリスの街。わずかな生存者の一人を主人公に、感染者と非感染者との壮絶な戦いのストーリーが展開される。ゲームで言えばバイオ・ハザードのような、どこから感染者が襲ってくるか分からない恐怖感がキモ。迫り来る恐怖やパニックを、独特のカメラワークが暗く彩る。んー、B級感溢れる作品。個人的にはこういうのもかなり好き。でも、好みは分かれるだろうね、確実に。

死ぬまでにしたい10のこと [DVD]

★★★☆☆→→意外にシリアスな映画だった
死を告げられた「母であり、妻である」主人公が、「死ぬまでにやりたいこと」をノートに書きとめ、チャレンジしていくストーリー。淡々としたアーティスティックな演出が、本作の色合いを独特なものにしている。しかし、このストーリーにしては、過度に情緒的・アーティスティックに作られているため、物語の流れが大きく損なわれてしまっているような気が。主役の女の子はとっても魅力的で、彼女の存在無しにはあり得なかった映画と言って良いかも。でも、逆に言えばそれだけ。決して悪くないんだけど、特別良くもない。女性は好きかもね。しかし「死ぬまでにやりたいこと」の中の一つが「浮気」ってどうなんだ。

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++ from a.s
++ get slow life,
++ and smile.

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