2007.10/上旬 1本
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2007/01/27
- メディア: DVD
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★★★★★→→非常にバランスの良い秀作。万人にオススメ!
トランスセクシュアル(性同一性障害)の父親と、まだ見ぬ実の父親との出会いを望む息子のロードムービー。
いやー、これはアタリだった。トランスジェンダーという難しい題材を扱いながら、セクシャルマイノリティの権利を主張するだけの野暮ったい作りとは一線を画する、「人間」と「親子愛」を描き切った秀作。
何が良いって、ストーリーが良い、テンポが良い、そして何よりキャストが良い! 男か女か最後まで分からなかった主役のフェリシティ・ハフマン(実際は女性)の好演と、息子役のケヴィン・ゼガーズの透明感。二人の織り成す軽妙なストーリーは、見るものを一気に物語世界に引き込んでくれる。この配役あってこその出来栄えと言っても良い。
また、全編通して「重さ」と「軽さ」のバランスが絶妙で、ロードムービー独特の無常感あふれる雰囲気と相まって、見終わった後も爽やかな気分になれる。
性同一性障害という題材だけで敬遠する人もいると思うけど、騙されたと思って是非見るべし。
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++ from a.s
++ get slow life,
++ and smile.
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