その他ASPサービス



ショッピングモールサービスは、楽天の他にYahooやLivedoor、その他細かいものまで含めると星の数ほど存在する。


玉石混合のサービスの中で、それ一本でやっていこうと思ったらやはり楽天・Y!なんかの大手モールに参入するのが一番効果があるのだろう。(幾ら手数料が高くても)


でも、今回考えているのは、本業を持ちながらのスモールスタート。
100円の売上から積み上げていくような規模感の中で、とてもそんなリスクは負えない。


最悪のシナリオは、本腰を入れずにスモールスタートしたはいいが売上が伸びず、固定費が払えなくて生活費や貯金に手を付けていくパターン。


単に家計を圧迫し、家族に迷惑をかけてしまうということだけでなく、キャッシュの管理が公私混同になってしまうことは避けなければならない。
キャッシュ管理を疎かにすると、将来的に市場を見極めて規模拡大をはかるフェイズにおいても成し得ず、例えそれなりの拡大を果たしたにしても、結局自転車操業的な運営に終始してしまうだろう。


つまり、どんなに小規模であっても、「事業としてのP/L」を忘れてしまえば、以降の成長の可能性は大きく削がれてしまうということ。


「スモールスタート=小遣い稼ぎ」ではない。


目指すものは、「無理のない事業スタートアップ」であり、その意味では、「スモールスタート=事業化可能性検討=市場調査=マーケティング」と言える。


隅々まで検討を行い、様々な意見を打ち負かし、大きなお金を投下して始める事業スタイルではなく、かと言って、単なる個人的思いでバクチを打つようなスタイルでもない、そんな「都合の良い」独立起業って果たして可能なのだろうか?を検証する試みでもある。

まあ、この辺りはまた後日しっかりまとめて書きたいと思う。


・・・で、話を戻すと、大手ショッピングモールは今回のスモールスタートには向かないということだと思う。


次に考えられるのは、ネットショッピング機能を提供するASPサービス。
大手ではEストアーなんかがある。


Eストアー利用時のコストシミュレーションは、

「ショップサーブ セルフ」コースで月間売上500,000円(単価5,000円)の場合

  • 売上:500,000
  • Eストアーコスト計:19,800
    • (月額利用料:9,800)
    • (カード手数料:10,000)
  • 売上高出店コスト率:4%

となり、単にコストだけ見ると、楽天の実に1/4。


勿論ASPサービスの場合は、出店しているだけで、検索により自然発生的に顧客へ露出できる楽天と違い、プロモーション活動は自前で行わなければならない。

楽天の費用の高さと自前プロモーションコストとどちらが高いか、を別途考える必要もあるが、いずれにせよスモールスタートにはASPサービスは都合が良さそう。


更に調べると、GMOが提供しているMakeShopというサービスに「フリーショップ」というプランがあった。
これは、何と月額費用0円で運営できるプランで、その代わりに30商品までしか登録できませんよ、というもの。


これこそ、スモールスタートにぴったりのプランと言えるのでは?
さらによく調べると、ネガティブポイントとしては、カード決済手数料が個人の場合一律5.5%も取られるとのこと。通常は3.5-4.5%辺りなので、割高感は否めない。


一応コストシミュレーションをしてみる。

「MakeShop フリーショップ」コースで月間売上500,000円(単価5,000円)の場合

  • 売上:500,000
  • MakeShopコスト計:13,750
    • (カード手数料:13,750)
  • 売上高出店コスト率:2.8%

うん、アリ。
お高めのカード手数料も、売上に連動する変動費なので、リスクはない。


いいかも。

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