Amazonマーケットプレイス
昔から、本が好きだ。
本屋には財布の紐をとめどなく緩める力がある。
いつも何冊か一気に買ってきて、一気に読む。
しばらくすると、本棚が埋まる。
埋まったら、綺麗に並べた本の上に、入りきらない新しい本を横向きに積む。
そこも埋まったら、デスクやサイドボードに積み始める。
結果、家中、本だらけ。
劣悪な保管環境の中で、新品同様だった本が、どんどん傷んでいく。
これは流石に勿体無いということで、Amazonのマーケットプレイスに出品してみることにした。
Amazonマーケットプレイスは、簡単に言うと中古本販売のための場所貸し機能である。
簡単な事前登録だけで、すぐに手持ちの中古本を出品することができる。
他の出品者が設定している値段を参考に、40冊程度を一気に出品した。
で、7-8時間後・・・
メールを確認すると、
- 出品商品が売れました。今すぐ発送してください・・・
というサブジェクトが何通もあるじゃないですか!!
なんだ、これ、何でこんなに簡単に売れるの??と半ば信じられない想いで詳細を見ると、売れたのは、結構高めに価格設定しておいた商品ばかり。
結果、4冊売れて、送料込みで5,013円の売上。
Amazonの手数料1,398円を差し引いて、入金額は3,600円也。
(他、1冊はユーザーの支払い待ち)
売れたのは、別段、価値のある本ではない。
おそらくどの本も、BOOK-OFFに持っていったら一冊あたり10-30円程度で叩かれることだろう。ということは、BOOK-OFFだと合計100円程度のものが、3,600円で売れたことになる。
おいおい。
画一仕入れ・大量販売で一気にシェアを伸ばしたBOOK-OFFのモデルも確かに古本業界の革命だったけど、時代はもうそこにはない、ということか。
Web2.0のパワーは、やはり使ってみて初めて分かる。
いやしかし、今回はマジで驚きました。
BOOK-OFFで安く綺麗目の本を大量仕入れしてきて売ったろか。とか思ってしまうくらい(多分儲かる)。
とりあえず売れることが分かったので、ぼくの読書狂いはまた加速しそうである。
以下余談・・・
ちなみに、今は買うのもほぼAmazonに移行しつつある。
マーケットプレイスの存在を知ってから、ぼくを楽天ブックスに繋ぎ止めていた楽天スーパーポイントの説得力がなくなってしまった。と言うか、あらゆる部分において、楽天ブックスとAmazonの差は大きい。大きすぎる。
Amazonマーケットプレイスの素晴らしさは、「売る方」&「買う方」どちらにとっても等しく革命的であり、魅力的であるということ。まさにwin-winの理想がここにある。
もう今の楽天の体質から言って、書籍関連商品販売においては、Amazonの壁を越えることはできないだろうな。寂しいことだけれど。
・・・さてと、発送しなきゃ。
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++ from a.s
++ get slow life,
++ and smile.
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