Second Life(セカンドライフ)



巷で話題のセカンドライフ
実際、どうなんだろう?


「セカンドライフ」からの示唆 第1回
「セカンドライフ」からの示唆 第2回
電通とデジハリ、Second Life参加企業のために研究会設立
GMO-VPとpaperboy&co.、共同で「Second Lifeファンド」を立ち上げ


実際に使ってみないと何とも言えないけれど、報道はかなり過熱気味。
しかも、これまで存在したWeb上サービスと異なり、セカンドライフの場合は、始まってもいない内から複数の会社がそこにビジネスチャンスを伺う活発な動きを見せている。(まるで獲物に群がるハイエナのよう・・・)
おいおい、まだ日本で始まってもいないんだよ?と肩を叩いて落ち着かせてあげたくなるくらい。よっぽどmixiの成功が羨ましいのかは知らないけれど。


こういう疑似体験世界を提供するサービスというのは、これまでも数え切れないくらい存在した。サービスのコンセプト自体は実は非常に古臭いと言っても良いだろう。ちなみに、これまで登場した同様のサービスは、ことごとく失敗している。

SNSやブログなどの普及で、数年前には考えられないくらい情報発信関連ビジネスの裾野が広がっていることは確かであり、だからセカンドライフにこれだけ期待をかける気持ちも分からなくはないが、それにしてもちょっと先走り過ぎではないだろうか?

いざ始まってみると、オンラインゲームで起こっているような(しかもさらに多様なパターンの)トラブルが続発しそうな気がしなくもない。特に詐欺やウイルス系のトラブルが発生するかもしれないことは容易に想像できる。
参考リンク1参考リンク2参考リンク3


何より、求められるPCスペックが高すぎて、開始当初は参加すらできない人が多数いるであろうことは、サービス普及の大きな足枷となるだろう。特にグラフィック系の縛りがデカい。Win-Vista(とVista用のハイスペックPC)がどれくらいの期間で普及するか、が勝負かも。過去サービスが成功しなかった理由って、結局のところ「人が集まらなかった」ことだったからね。


個人的にはまだ「様子見」って感じ。


でも、あらためてこんなニュースを見ると、これまでにない可能性を感じるのもまた事実。
(どないやねん)


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++ from a.s
++ get slow life,
++ and smile.

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