Googleの採用面接体験レポ・その1
以前、無謀にもGoogle(日本支社)の人材募集に応募したことがある。
技術者でもないのに。博士号も持っていないのに。
人柱的な意味合いで「どんなものか知ってみたい」という気持ちが一番大きかったかな。
こういう記事見ると、やはり無謀だったなあ、と改めて思う。勿論日本ブランチとアメリカ本社の差は少なからずあるだろうけども。
「データ量が今の1000倍になったとしたら、君ならどうする?」
この質問をされると、それまで自信満々で入社面接に臨んでいた若者はしどろもどろになってしまう。
えっと、とても想像できません。
で、Googleの採用面接の話。
先ほど「人柱」と書いたので、一応レポしとこう。
まず、このブログでも幾度となく取り上げてきたGoogleという会社について、ぼくは半ば憧れにも近い思いを抱いていた(今もだけど)。
ある日、そんなGoogleの採用状況について、知り合いの人材サーチエージェントから「今Googleで英語必須じゃないポジションを募集しているらしいから、興味あるなら応募してみれば?」という情報を頂く。
で、Googleの採用ページを覗いてみると、確かに、拡大解釈すればぼくのキャリアでも対応できそうなポジションが。
- 必要な経験 / スキル:
- テクノロジー業界での2年以上のビジネス ディベロップメント、セールス、プロダクトマネジメントの経験 (インターネット、e-コマースであれば尚可)
- 4年生大学卒業
- 卓越した分析能力
- 高いコミュニケーション能力
- 複数のプロジェクトを同時に進行できる管理能力
- 社内外に渡って幅広く活動する交渉力
こりゃいいや、とりあえず記念受験だけでも、と履歴書を送ろうと思ったら、
応募の際には、テキスト形式または HTML 形式の英文レジュメを jobs@google.com までお送りください。
だって。
うわあ・・・なんか、Googleっぽいー。なるほど、この時点で全くの非Web人材は自動的に弾かれる仕組みになってるわけね。効率的と言えば効率的。
テキストで送るのもアレなので、取り急ぎHTMLでレジュメを作成し、メールを送付。
一週間後、書類選考通過のメールが。
メール文面そのまま載せちゃうとGoogle様に怒られそうなので、文脈だけ書くと、
書類通過したから、面接させてね。
面接は、45分の電話面接だよ。
電話面接は英語でOKだよね(ダメだったら言ってね)。
面接時間を返送してほしいけど、米マウンテンビューのオフィスから直接かけるので、時差の関係上朝10時までの時間帯にしてね。
ってことだった。
なるほど、マウンテンビューから英語でね・・・ん?英語?
おいおい、喋れねーよ!!
ってことで、慌てて日本語面接に切り替えてもらう旨連絡。
長くなったので、続きはまた後日。